「生成音楽ワークショップの展覧会」出品作品

開催中の「生成音楽ワークショップの展覧会」の模様です。5つの装置を展示しています。

長く張ったワイヤーに電気を流し、磁石で振動させて音を出します。会場では常時鳴っています。

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エオリアン・ハープは外に持ち出して鳴らすことができます。

ごくシンプルな回路でカオス現象を発生させる装置です。オシロスコープには「ダブル・スクロール」と呼ばれる渦巻きが写っています。

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ジョン・ケージ《失われた沈黙を求めて》(1978)は映像と資料の展示です。

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鳴釜は鳴るときもあれば鳴らないときもあります。

明日3月15日はエオリアン・ハープ製作ワークショップ(12:00-15:00)、トーク(14:00-17:30)、パフォーマンス(18:00-20:00)があります。ぜひご来場ください。

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「生成音楽ワークショップの展覧会」

<プレスリリース>

「生成音楽ワークショップの展覧会」
会期:2015年3月14日(土)〜2015年3月18日(水)
会場:さくらWORKS〈関内〉http://sakuraworks.org/
住所:〒231-0012 横浜市中区相生町3-61 泰生ビル2F
アクセス:JR関内駅より徒歩5分、みなとみらい線馬車道駅より徒歩5分
開館時間:11:00-20:00(3月14,15日),11:00-18:00(3月16−18日)
入場料:無料
URL:https://generativemusicworkshop.wordpress.com/

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開催概要
音楽家の手を離れて自動的に奏でられる音楽を「生成音楽」と呼びます。城一裕と金子智太郎による「生成音楽ワークショップ」は、装置を使った生成音楽の古典作品を再現することで、この音楽の実践のあり方を考えるプロジェクトです。2010年に始まり、これまでに11回開催された本ワークショップは展示、イヴェント、子供向けプログラム、大学講義などのかたちで、毎回異なる作品を再現してきました。「生成音楽ワークショップの展覧会」はこれまでの活動のひとつの総括として、過去の実践を紹介しながら、取りあげてきた作品のいくつかをもう一度再現、展示します。

展示構成(予定)

  • アルヴィン・ルシエ「細長いワイヤーの音楽」(再現)
  • エオリアン・ハープ
  • レオン・O・チュア「チュア回路」(再現)
  • ジョン・ケージ「失われた沈黙を求めて」(再現資料)
  • 鳴釜

関連イヴェント
①エオリアン・ハープ制作ワークショップ
このワークショップでは参加者ひとりひとりが自分のエオリアン・ハープを制作します。エオリアンハープの研究者である杉山紘一郎さんを講師に招き、この楽器が鳴る原理から制作のノウハウまでていねいに解説していただきます。制作のあとは自分のエオリアン・ハープを持って近隣をまわり、都市環境における「聴く」装置としてのエオリアン・ハープの可能性を探ります。

日時:3月15日 12時から15時
会場:さくらWORKS〈関内〉
講師:杉山紘一郎(冷泉荘管理人)
人数:10名(定員になり次第締め切ります)
参加費:3000円(含材料費)、要事前申込み
申し込みフォーム:http://goo.gl/osOx9x
*材料・工具はこちらで用意してありますが、作ったエオリアン・ハープ(1m x 10cm x 10cmくらい)を持ち帰るための袋(IKEAキャリーバッグ等)があると便利です。

②トーク・セッション「生成音楽の実践を考える(仮)」
日時:3月15日 16時から17時半
会場:さくらWORKS〈関内〉
登壇者:畠中実(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員)、中川克志(横浜国立大学都市イノベーション研究院准教授)、城一裕、金子智太郎
入場料:無料

③パフォーマンス
日時:3月15日 18時から20時
会場:さくらWORKS〈関内〉
出演者:堀尾寛太、杉山紘一郎、大山千尋(IAMAS)ほか
入場料:無料

お問い合わせ
中川克志(横浜国立大学都市イノベーション研究院准教授)
E-mail:katsushinakagawa@ynu.ac.jp

主催:生成音楽ワークショップ(城一裕+金子智太郎)
共催:YCCスクール
協力:横浜国立大学人間文化課程音響空間スタジオ(中川克志研究室)、杉山紘一郎(冷泉荘管理人)、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]

本展覧会は日本学術振興会科研費・挑戦的萌芽研究「生成音楽の体系的理解に向けた音を生み出す構造の分析」(24652029)の助成を受けたものです。

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アーカイブ:生成音楽ワークショップ第7回 「失われた沈黙を求めて(プリペアド・トレイン)」

生成音楽ワークショップ第7回「失われた沈黙を求めて(プリペアド・トレイン)」の解説、パンフレット、および音源、写真、映像アーカイブを公開します。再現のより詳細なコンセプト、セッティング、プロセスなどは論文にまとめ、来年度初頭に発表する予定です。

解説
2012年8月25、26日、生成音楽ワークショップは第7回としてジョン・ケージ「失われた沈黙を求めて(プリペアド・トレイン)」の再演を樽見鉄道の協力のもと、大垣−樽見駅間往復で開催しました。ワークショップ主催の城一裕、金子智太郎に加えて、サポート・メンバーとして内田聖良、河合由美子、酒井亮、堂園翔矢、中上淳二、山田聡(IAMASプリペアド・トレイン・プロジェクト)が制作に携わりました。

「失われた沈黙を求めて(プリペアド・トレイン)」は1978年6月26、27、28日に、ボローニャ音楽祭の一環として開催された作品です。77年に音楽祭の主催者ティト・ゴッティより近郊の鉄道を使ってパフォーマンスをして欲しいと依頼されたケージは、作品の概要を伝えるために次のような手紙を返しました。今回の再現はこの手紙を元にしています。

1. ジョン・ケージがフアン・ヒダルゴ、ワルター・マルケッティのサポートを得て行なうこの「ハプニング」の題名は「失われた沈黙を求めて」、副題は「プリペアド・トレインでの3つの小旅行、ティト・ゴッティによるテーマの変奏」とする。音楽作品を思わせるような書き方で、それぞれの日付、タイムテーブル、目的地、途中の停車駅を示した3つの「楽章」を(プログラムまたは詳細告知に)記載する。

2. 乗客を運ぶN両の車両にN×2チャンネルのサウンド・システムを設置し、各車両の天井付近に2つのスピーカー(AとB)を付ける。NAスピーカーは各車両の外部、おそらく車両下部のノイズを拾うN個のマイクロフォンからの信号を受ける。NBスピーカーは各車両の内部のノイズ(会話ではなく、きしみやガタガタいう音など)を拾うN個のマイクロフォンからの信号を受ける。[…]

3. 駅の周囲の空間には受信できるチャンネルと同じ数のテレビを置き、それぞれが別の放送局を映す。テレビは高さ8フィート[2.4メートル]の場所に取り付ける(立った乗客の頭上に見えるように)。加えて、駅にはいっせいに演奏してくれる、受入可能な(予算の点で)数の生演奏の演奏者または楽団を招く。[…]

4. 定められた時間になったら、列車の出発を知らせるために駅のPAシステム(発車シグナル)を繰り返し鳴らす。また乗客を車両に戻すために、他の通常の手段(笛、かけ声など)もすべて使う。その間、駅構内の生演奏、車両のスピーカー、テレビ放送の音を下げたりはしない。[…]

5. 地元の演奏者の一部が列車に乗りこんで演奏し、歌い、踊り続けるのは大歓迎だ。列車に乗り遅れた乗客ために、次の駅までの代わりの移動手段をたくさん用意する。[…]

今回の再現では、ここから樽見鉄道で実現可能なものは何かを選別することから始めています。そして、「2」の冒頭の記述に忠実なセッティングを再現の中心にしようと決めました。車両に2台のスピーカーを置き、1台を車両下部のマイクロフォンに、もう1台を運転席付近のマイクロフォンにつなぐセッティングです。下の音源はマイクロフォンからの信号をレコーダーで録音したものです。

「1」については開催日を2日間(2楽章)に、車両数をひとつ(N=1)とし、各日40名程度の乗客を募集しました。予算の都合や駅に機材などを配置するのは難しいことから、「3」「4」「5」の多くは省略せざるを得ませんでしたが、「3」のテレビに代えて車内にiPadを設置しました。このiPadは大垣のIAMAS オープンハウスと東京のサントリーサマーフェスティバル「即今―ケージ・ミュージサーカス・イン・東京」(8/26のみ)に置かれたiPadとFaceTimeで接続され、走行中に相互中継をしました。

また、可能なら実現してほしいとケージが望んだ、地元の食べ物や飲み物の提供も再現しました。折り返し地点となった樽見駅での待ち合わせで、協力していただいた田中屋せんべい総本家のみそ入大垣せんべいと、大垣市観光協会提供の大垣ラムネ、ミネラルウォーターを乗客のみなさんに味わってもらいました。

さらに、「5」の代わりに募集した参加者による走行中のパフォーマンスや、オリジナルの要素としてサポート・メンバーが制作した車両前後のヘッドマークを追加しました。

25日パフォーマー:intermission/akagoma/池田萠/村上裕

26日パフォーマー:フィリップ/Jomyak/Yuko Nexus6/古澤龍+土屋大輔/平尾義之

パンフレット
生成音楽ワークショップ第7回 ジョン・ケージ、「失われた沈黙を求めて(プリペアド・トレイン)」(1978/2012)

音源
8/25(土)大垣〜樽見(L:エンジン,R:車内)

8/25(土)樽見〜大垣(L:車内,R:エンジン)

8/26(日) 大垣〜樽見(L:車内,R:エンジン) 8/26(日)樽見〜大垣(L:車内,R:エンジン)

写真
8/25(土)大垣〜樽見〜大垣 by 佐藤美穂(名古屋学芸大学 メディア造形学部)

8/26(土)大垣〜樽見〜大垣 by 佐藤美穂(名古屋学芸大学 メディア造形学部)

映像(ダイジェスト)
8/26(日)大垣〜樽見〜大垣 by takashi iwasawa 使用機材 Canon EOS7D / FOSTEX DC-R302

[本イベントは日本学術振興会科研費・挑戦的萌芽研究「生成音楽の体系的理解に向けた音を生み出す構造の分析」(24652029)の助成を受けたものです。]

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演奏者一覧: 生成音楽ワークショップ第7回「失われた沈黙を求めて(プリペアド・トレイン)」

生成音楽ワークショップ第7回「失われた沈黙を求めて(プリペアド・トレイン)」、樽見から大垣までの復路にてパフォーマンスをしていただく、演奏者の方の一覧を公開しました。

8/25(土)
– intermission
オリジナル楽器の演奏 (銃をモチーフにした木製オリジナル楽器)
電車の振動を3軸センサーで捉えたデータによる、自動演奏&Spongeforkの即興ライブ演奏

– akagoma
エレキギターのみで即興

– 池田 萠
主に声によるパフォーマンス

8/26(日)
– フィリップ
鉄道でワラビモチをたべます

– Jomyak
淡路島での生活にインスピレーションを受けて制作したアンビエント作品
URL : http://www.facebook.com/jomyak.nii

– Yuko Nexus6
電池式トランジスタメガフォンを持参します

– 古澤 龍 サポート 土屋 大輔
車窓からの風景を楽譜のように扱い、その場で電車内の音に電子音を加えたり引いたり、実験をします。もともと、iphoneで聞ける電車の中の様々な状況変化に反応するような音楽アプリを制作中でした。そんなところに、このような機会を教えて頂き参加しました。今回はセンサーではなく車窓の風景を見ながら、電車の移動に伴う状況変化に寄り添うような音響をめざします。
URL : http://ryufurusawa.com

– 平尾義之
ターンテーブルのようなもの、レコードその他を用いたノイズのような演奏

※内容は順次追記していきます。

申込もまだ受付中です。乗車を希望される方は以下イベントアテンド[ATND]よりチケットをご購入ください。
乗客 1,800円(含乗車料金)、小学生以下は無料(要保護者同伴・一名につき一人)
演奏者 無料

イベントアテンド “2012/8/25-26 生成音楽ワークショップ第7回「失われた沈黙を求めて (プリペアド・トレイン)」”
http://atnd.org/event/gmw007

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受付開始: 生成音楽ワークショップ第7回「失われた沈黙を求めて(プリペアド・トレイン)」

生成音楽ワークショップ第7回「失われた沈黙を求めて(プリペアド・トレイン)」の乗車およびパフォーマンスの受付を開始します。車内でのパフォーマンスを希望される方は、下記「演奏者の方へ」をご確認ください。

申込方法
以下イベントアテンド[ATND]よりチケットをご購入ください。
乗客 1,800円(含乗車料金)、小学生以下は無料(要保護者同伴・一名につき一人)
演奏者 無料

イベントアテンド “2012/8/25-26 生成音楽ワークショップ第7回「失われた沈黙を求めて (プリペアド・トレイン)」”
http://atnd.org/event/gmw007

日時、会場、定員などの詳細は前回の投稿をご覧ください。

演奏者の方へ
ケージらによるオリジナルでは乗客にたくさんのミュージシャンがいたことが記録写真などからわかります。車内にピアノを設置して、バイオリンやフルートなどを持ちこんで、走行中にパフォーマンスをしていたようです。

今回の再現でも樽見から大垣に向かう帰りの車内でパフォーマンスを行う演奏者を募集します。参加をご希望される方は、下記4つの中からご希望の区間を選択し、パフォーマンスの内容とともにアンケート欄にご記入ください。

増幅された走行音のなかで安全に配慮して行なっていただければ、慣れ親しんだ曲の生演奏、自作楽器の披露、秘蔵の鉄道音源の再生、自作料理の振る舞い等々、内容は何でも構いません。なお車内は揺れが予想されますので、その点を考慮してパフォーマンスの内容をご検討ください。機材はスピーカを含め基本的に持ち込みとさせて頂きますが(電源は合計600W程度までは使用可能です)詳細はご相談ください。

パフォーマンス区間(樽見ー大垣間:含交代時間)
1. 樽見駅〜神海駅:約20分
2. 神海駅〜本巣駅:約15分
3. 本巣駅〜北方真桑駅:約10分
4. 北方真桑駅〜東大垣駅:約15分

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生成音楽ワークショップ第7回「失われた沈黙を求めて(プリペアド・トレイン)」

生成音楽ワークショップ第7回は、一般から募集する乗客と演奏者によって、実験音楽の巨匠ジョン・ケージの『失われた沈黙を求めて(プリペアド・トレイン)』を大垣-樽見間の特別列車で再現します。8/25、26に岐阜県大垣市で開催されるMake: Ogaki Meeing 2012 / IAMAS オープンハウスの特別イベント及び、サントリーサマーフェスティバル「即今―ケージ・ミュージサーカス・イン・東京」の一環(8/26のみ)として、鉄道の走行音をマイクで増幅して車内に響かせながら、車内でパフォーマンスを行います。

樽見鉄道の全面的なご協力のもとで開催する今回の生成音楽ワークショップでは、Make: Ogaki Meeing 2012 / IAMAS オープンハウスの来場者、地域の方、実験音楽の愛好家、鉄道好きな方の参加をお待ちしております! 大垣〜樽見間の樽見鉄道は片道約一時間、樽見に近づくにつれて根尾川峡谷の緑が深まります。使用する車両はハイモ295-516。日産12気筒ディーゼルエンジンの音を増幅して車内外に響かせます。

ジョン・ケージ、「失われた沈黙を求めて(プリペアド・トレイン)(1978/2012)

本作品は今年生誕100年・没後20年を迎えるジョン・ケージと、イタリアの実験音楽家たちによって1978年6月にイタリア・ボローニャ近郊で行われた、スピーカーとマイクロフォンを設置した(プリペアドした)列車を用いた音楽作品です。

生成音楽ワークショップによる今回の翻案では、Make: Ogaki Meeing 2012 / IAMAS オープンハウス及び、サントリーサマーフェスティバル「即今―ケージ・ミュージサーカス・イン・東京」(8/26のみ)の実施日時に合わせて、大垣駅から樽見駅まで約40Kmを運行している樽見鉄道を貸し切り、車両内外にスピーカとマイクロフォンを設置します。車内外数カ所に取り付けたマイクの音は、車内に設置されたスピーカから再生されます。あわせて、車内では通常の乗客に加え、募集した演奏者によるパフォーマンスを実施します。車内にはカメラとモニターを設置し、ウェブにて繋がれた各会場と相互に音と映像を共有します。

「生成音楽」とは
「生成音楽」とは装置やルールをもちいた自動作曲の音楽です。作家が思うままに音を配置するのではなく、作家の手を離れて動き続けるもの(自然、機械、集団etc.)に音の行方を委ねます。この音楽には長い歴史と拡がりがあるものの、いまだ一般的な音楽のイメージとはかけ離れています。本ワークショップは生成音楽の魅力と意義を過去の名作の再制作を通じて紹介します。

日時
8月25日(土)大垣駅発10:43-樽見駅-大垣駅着13:32
8月26日(日)大垣発駅13:37-樽見駅-大垣駅着16:37

演奏者
8月25日(土)intermission、akagoma、池田 萠 他
8月26日(日)フィリップ、Jomyak、Yuko Nexus6、古澤 龍 サポート 土屋 大輔、平尾義之

会場
樽見鉄道
https://maps.google.com/maps?hl=ja&q=%E6%A8%BD%E8%A6%8B%E9%89%84%E9%81%93&ie=UTF-8

定員
乗客:各日40名
演奏者:各日4組程度

料金
乗客 1,800円(含乗車料金)、小学生以下は無料(要保護者同伴・一名につき一人)
演奏者 無料

申込方法
乗客、演奏者とも7月末近日中に予約申込を開始します。以下イベントアテンド[ATND]よりお申し込み下さい。http://atnd.org/event/gmw007

※応募多数の場合は申し込みを事前に締め切らせていただくことがあります。

参考資料
Alla ricerca del silenzio perduto. Il  Treno  di John Cage. Ediz. italiana e inglese. Con 3 CD Audio e DVD [Perfect], Baskerville, 2008. http://www.iltrenodijohncage.it/silence/
細川周平、プリペアド・トレイン、現代詩手帖4月臨時増刊、pp. 180-184、1985年。
樽見鉄道準公式twitterアカウント https://twitter.com/tarumi_railway
いいね! 樽見鉄道 http://blog.goo.ne.jp/tarumitetsudouinfo
樽見鉄道出発シンコー http://www.tarutetsu.net/
樽鉄@岐阜高専&第一高校twitterアカウント https://twitter.com/tarutetuuuu

主催
生成音楽ワークショップ+IAMASプリペアド・トレインプロジェクト
(内田聖良、河合由美子、酒井亮、堂園翔矢、中上淳二、山田聡)

協力
樽見鉄道株式会社 http://tarumi-railway.com/

協賛
大垣市観光協会 http://www.ogakikanko.jp/
(株)田中屋せんべい総本家 http://www.tanakaya-senbei.jp/

関連イベント
Make: Ogaki Meeting 2012 http://makeogakimtg.org/
IAMAS オープンハウス 2012 http://www.iamas.ac.jp/
サントリーサマーフェスティバル「即今―ケージ・ミュージサーカス・イン・東京」
http://www.webdice.jp/suntory_musicircus/

[本イベントは日本学術振興会科研費・挑戦的萌芽研究「生成音楽の体系的理解に向けた音を生み出す構造の分析」(24652029)の助成を受けたものです。]

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2012/7/29 エオリアン・ハープ制作ワークショップ

この度、生成音楽ワークショップでは、外苑前に新たにオープンしたスペース”403Forbidden”にて、風のちからで鳴る弦楽器、エオリアン・ハープの制作ワークショップを開催します。

このワークショップでは参加者ひとりひとりが自分のエオリアン・ハープを制作します。弦の長さが1メートルほどのエオリアン・ハープを一人一台つくり、完成したら近所に鳴らしにでかけます。前回黄金町バザール2011でのワークショップに続き、この楽器を研究されている杉山紘一郎さんを講師に招き、この楽器が鳴る原理から制作のノウハウまでていねいに解説していただきます。制作のあとは自分のエオリアン・ハープを持って近隣をまわり、都市環境における「聴く」装置としてのエオリアン・ハープの可能性を探ります。

プロフィール
杉山紘一郎: 1980年名古屋市生まれ。九州大学芸術工学府藤枝研究室にてエオリアン・ハープに関 する研究で博士号取得。アメリカ実験作曲家に影響を受け、共振やフィードバックに 基づく楽器デザインを研究・制作。現在は博多の文化系レトロビル・冷泉荘の管理人 をしながら、廃材を楽器へ変える” サウンド・リノベーション” を活動中。

日時
7月29日(日)13:00-17:00

会場
外苑前 403 Forbidden
〒150-0001 東京都 渋谷区神宮前3-38-11 原宿ニューロイヤルマンション 403
東京メトロ銀座線外苑前より徒歩8分

地図
http://g.co/maps/2sx6r

対象年齢
小学生以上

定員
10名

料金
一般4,000円、学生2,500円(含材料費)

持ちもの
学生の方は確認のため学生証をご持参ください。材料・工具はこちらで用意してありますが、作ったエオリアン・ハープ(1m x 10cm x 10cmくらい)を持ち帰るための袋があると便利です(IKEAキャリーバッグ等)。

申込方法
以下イベントアテンドよりチケットをご購入ください(支払いは当日会場にてお願いします)。イベントアテンド “2012/7/29 エオリアン・ハープ制作ワークショップ ”
http://atnd.org/event/gmw120729

※応募多数の場合は申し込みを締め切らせていただくことがあります。

参考資料
@nifty:デイリーポータルZ:風が弾く楽器~エオリアン・ハープを聴きに
http://portal.nifty.com/2008/10/21/b/4.htm

生成音楽ワークショップ、第4回「聴く」装置としてのエオリアン・ハープ、黄金町バザール2011 「まちをつくるこえ」、横浜市中区黄金町、2011/08-11.
https://generativemusicworkshop.wordpress.com/2011/07/12/archive4/

[本イベントは日本学術振興会科研費・挑戦的萌芽研究「生成音楽の体系的理解に向けた音を生み出す構造の分析」(24652029)の助成を受けたものです。]

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エオリアン・ハープ制作ワークショップ

黄金町バザール2011での展示「「聴く」装置としてのエオリアン・ハープ」関連企画として、10月15日に制作ワークショップを開催します。

参加者ひとりひとりが自分のエオリアン・ハープ(会場に展示してあるものの携帯版)を制作するワークショップです。この楽器を研究されている杉山紘一郎さんを講師に招き、この楽器が鳴る原理から制作のノウハウまでていねいに解説していただきます。制作のあとは自分のエオリアン・ハープを持って黄金町バザール会場をまわってみる予定です。

日時や場所、申込方法などの詳細は以下の通りです。

[エオリアン・ハープ制作ワークショップ]

日時:10月15日(土)9:00-16:00
場所:黄金町バザール2011会場 かいだん広場

対象年齢:小学生以上
定員:20名
料金:2,000円(材料費等)
申込方法:お名前、ご連絡先、人数をご記入の上、info@koganecho.net までメールでお申し込みください。
申込〆切:10月14日(金)

※応募多数の場合は申し込みを締め切らせていただくことがあります。

黄金町バザール2011:http://www.koganecho.net/koganecho-bazaar-2011/

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福島恵一さんによる「The World as Instrument」レポート

フランシスコ・ロペスによるワークショップ「The World as Instrument」に参加された福島恵一さんが、ワークショップのレポートをブログに書かれています。許可がいただけたのでこちらで紹介したいと思います。

福島恵一 耳の枠はずし:http://miminowakuhazushi.dtiblog.com/

福島さんはワークショップ以前から関連記事を書かれていました。終了後はワークショップのレクチャー概要だけでなく、そのなかで福島さんが行ったプレゼンの全文、さらにレクチャーに触発された「機械による知覚」をめぐる文章まで投稿されています。

ロペスのレクチャーはフィールド・レコーディングの実践についてというより、音響テクノロジーと聴覚や音楽制作の関係を幅広くあつかうものでした。福島さんの考察はその内容をさらに即興演奏についての議論にも展開しています。

ワークショップ、演奏会にいらした方もそうでない方もぜひ一読を!

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9月10日(土)フランシスコ・ロペス演奏会

先に告知していたフランシスコ・ロペスによるライブ・パフォーマンスの申し込みを東京芸術大学芸術情報センターのサイトで始めました。

http://amc.geidai.ac.jp/2011workshops/?p=110

場所は北千住の東京芸術大学千住校地、入場は無料ですが事前申し込みが必要です。詳細はサイトをご覧ください。

ワークショップ「The World as Instrument」の申し込みは終わっていますが、ライブ・パフォーマンスは9月5日頃まで受付を行います。ただし応募者多数の場合は芸大フレンズ会員を優先の上、抽選になります。

ロペスの日本でのパフォーマンスは02年(CCA北九州)以来になるようです。お見逃しなく!

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